子ども連れのホエールウォッチング

AMLの大型船には何歳の子どもでも乗れますが、Zodiacは6歳未満は乗れず、ケベック・シティからの日帰りツアーは11時間かかります。たいていの家族にとって大変なのは、クジラそのものよりその前後の時間です。このガイドでは、年齢と体力に合わせてツアーを整理し、食事とトイレについて触れたあと、タドゥサックで加えたいことを紹介します。

ツアーごとの年齢制限

年齢のルールを決めるのはAMLで、ツアーページよりも船の種類によって変わります。下の表は、家族からよく聞かれるツアーをまとめたものです。

ツアー料金最低年齢知っておきたいこと
ケベック・シティ発の日帰り約183ドル大型船は何歳でも、Zodiacは6歳から11時間、そのうち約6時間はバス
ベ・サント・カトリーヌまたはタドゥサック発のZodiac約130ドル6歳2時間または2時間半、トイレなし、食べ物なし
大型船、3時間約130ドル何歳でもトイレとビストロあり、ベビーカーで乗船可
クジラクルーズとアメリカクロクマ約155ドル6歳夕暮れのクマ観察、両者のあいだは自分で運転

Viatorでは、AMLのクルーズのページは13歳から大人料金で、その下に2つの区分があります。5〜12歳のユース料金と、2〜4歳の子ども料金です。子ども料金とユース料金は大人より安く、予約ページに日付ごとに表示されます。AMLのツアーはどれも車いすに対応していません。Zodiacは妊娠中の人や腰に問題のある人も乗れないので、子どもだけでなく親の事情で船が決まることもあります。

小さな子どもには大型船

よちよち歩きの子や5歳の子がいる家族なら、3時間の大型船(約130ドルから)が無難な選択です。ベビーカーのまま乗船でき、ガラス張りの船室があるので、寒くなった子どもも景色をすっかり見逃すことなく温まれます。トイレも船内にあります。水上で食べ物が手に入るのはビストロだけです。AMLは乗客が自分の食事を船に持ち込むことを認めていないからです。

混雑は覚悟しておきましょう。船は一方の桟橋から出てもう一方の桟橋で乗客を乗せるので、あとから乗った乗客が船内に座れなかったこともあります。混み合った手すりの向こうは小さな子どもには見えにくいので、早めにデッキの場所を確保し、いちばん小さい子を交代で抱き上げましょう。3時間は集中力の続かない子には長く、しかも最初の部分はもう一方の桟橋での乗船に使われます。

Zodiacから見た、水際のなめらかな岩の上で休む2頭のゼニガタアザラシ

幼児も乗船できます

AMLの3時間の船は何歳の子どもでも乗れ、ベビーカーのまま乗船できます。約130ドルから。トイレとビストロが船内にあり、子ども料金とユース料金は予約ページに日付ごとに表示されます。

Zodiacは6歳から

全員が6歳以上になったら、Zodiac(約130ドルから)のほうが躍動感のある体験になります。水面の高さに座り、クジラからクジラへと速く移動します。2時間の便なら、大型船の3時間より学齢期の子どもの集中力にも合っています。AMLが防水ジャケットとパンツを貸してくれますが、Zodiacは濡れて寒く、トイレも軽食もありません。乗船は出発の約30分前に始まるので、その前に全員トイレを済ませておきましょう。子どもが朝と夕方のどちらに強いかで、8:00の朝の便か16:30からのサンセット便を選ぶといいでしょう。長所と短所は「Zodiacと大型船、どちらにする?」に、借りた装備の下に子どもが着る重ね着は「川の上で何を着るか」にまとめています。

子どもと過ごす11時間の日帰りツアー

ケベック・シティ発の終日ツアー(約183ドルから)は車の問題を解決してくれますが、小さな旅行者にはかなりの負担です。バスは9:00にトゥルニーの噴水を出発するので8:30までに集合し、戻るのは20:00ごろです。そのうち約6時間はバスの中で、途中の休憩とベ・サント・カトリーヌでの1時間の昼食がはさまります。食事は含まれていません。お弁当を持参するか、到着時にAMLのランチボックスを買い(数に限りあり)、バス用のおやつもたっぷり持っていきましょう。Zodiacを選んだ口コミの投稿者は昼食の時間が慌ただしいと書いているので、お弁当を持っていくほうが確実です。長時間のドライブが平気な子なら大丈夫でしょう。そうでなければ、「バスツアーか、自分で運転か?」で別の方法を紹介しています。

もうひとつの日帰りツアー、Unitoursのケベック旧市街発バスとクルーズでは、乳幼児は親のひざの上に乗れます。難点は実績の少なさです。口コミは5件だけで、船の運航会社の名前も書かれておらず、シーズンが始まるまで料金も表示されません。

車で行って1泊する

車があれば、長い1日をゆったりした2日間に変えられます。シャルルボワかタドゥサックまで約3時間運転してそこに泊まり、子どもが元気な朝のクルーズに乗るのです。サグネ川を渡る無料フェリーは約10分で、たいていの子どもにとってはそれだけで立派な船旅です。タドゥサックの海洋哺乳類解説センターはクジラの骨格標本がある小さな博物館で、村の近くの砂丘は子どもが思いきり走り回るのにぴったりです。ポワント・ノワール展望ポイントからはシロイルカがよく見られるので、乗船前に子どもが見つけるかもしれません。場所は「陸からクジラを見る」に、子どもたちが見ているものの解説は「セントローレンス川のシロイルカ」にあります。

年長の子どもにはもっと長いツアーを

AMLのクジラクルーズとアメリカクロクマ観察(約155ドルから)は動物好きの子どもの心をつかみますが、6歳未満は参加できません。難点は夜の時間です。クマ観察はサクレ・クール近くの農場で夕暮れに約2時間行われ、クルーズのあとでは長い1日になります。動物はエサに寄ってきて、参加者は観察台に座って見ます。演出じみていると感じた口コミが多く、その時間帯には蚊も出てきます。

グループ旅行が好きな10代の子がいる家族なら、Moose Travelのモントリオール発3日間ツアーも候補です。モンモランシー滝に立ち寄り、タドゥサックまで日帰りでクジラクルーズに出かけます。バックパッカー向けのグループツアーで口コミは1件だけ、シーズンが始まるまで料金は表示されません。

期待しすぎないために

クジラが浮上するのはほんの短いあいだで、遠くのことも多いと、旅行前に子どもに話しておきましょう。船は距離を保たなければならないからです。必ず見られるわけではありませんが、クジラがまったく見られなかったときは、AMLが別のボートツアーを用意してくれます。子ども一人に1つずつ双眼鏡があれば、手すりでのけんかも起きません。「どんなクジラに会えるか」を読めば何に会えそうか予想でき、「ホエールウォッチングの料金」では家族での1日の費用を合計しています。

誰が参加できる?

桟橋で親からよく聞かれる質問

タドゥサック付近のホエールウォッチングは何歳から参加できますか?

AMLの大型船は何歳の子どもでも乗れます。AMLのどのツアーページでもZodiacは6歳未満は不可で、クジラとクマのセットも同じ制限です。

ホエールウォッチングの船にベビーカーを持ち込めますか?

大型船なら可能で、ベビーカーのまま乗船できます。Zodiacにはベビーカーを載せられず、ツアーはどれも車いすに対応していません。

ケベック・シティからの日帰りツアーは、小さな子どもには長すぎますか?

所要時間は約11時間で、そのうち約6時間がバスです。クルーズの前に1時間の昼食休憩があります。長時間のドライブが平気な子ならたいてい大丈夫です。もっと小さな子には、車で行って1泊するほうが楽です。

AMLのクジラクルーズに子ども料金はありますか?

はい。ViatorのAMLクルーズのページには、5〜12歳のユース料金と2〜4歳の子ども料金があり、どちらも大人料金より安くなっています。予約ページに日付ごとに表示されます。

クジラの船に食べ物を持ち込めますか?

いいえ。AMLは乗客が自分の食べ物を船に持ち込むことを認めていません。大型船のビストロでは軽食や食事を売っていますが、Zodiacには食べるものが何もないので、乗船前にみんなに食べさせておきましょう。